
今回の不景気はバブル崩壊時とは異なり、海外が発端となっていますので、世界的な景気後退や円高進行から外需依存型企業の業績が厳しく、一部を除き、海外営業職や外資系企業の求人は非常に少なくなっています。しかし、少子高齢化が進む中、今後、国内産業で売り上げを拡大させていくことは限界があります。これからの展望として期待できるヒントが、先ごろ麻生首相が提唱した「アジア経済倍増計画」です。2020年までに東アジア地域の経済規模を現在の2倍に増やす計画を実現するためには、鉄道や道路、通信などのインフラ整備が必要不可欠です。最先端の技術力をもつ日本が担う役割は大きく、道路トンネル用換気設備などの関連機材や、システム制御・管理技術などの分野にも波及していくことが期待されます。しばらくは厳しい経済状況は続くと思われますが、早めに情報を収集し、転換期にタイミングを逃さずに波に乗れるよう活動を行うことが重要になります。
アデコ株式会社
人材紹介サービス部 高野 宏美